テレワークと電話代行サービスの連携【導入事例】

こんにちは、電話代行オフィスジャパンの広報担当MDです。
厳しい暑さとジメジメとした陽気が続いていますね。暑いのがとても苦手なので、暑さ対策として、ハッカ油を混ぜた化粧水をお風呂上りに使っています。
清涼感だけでなく、虫除けにもなるのでとてもオススメです。

さて、今回は、テレワークと電話代行について、お話したいと思います。

テレワークとは

テレビや新聞でもテレワークに関する記事が増えてきて、この記事を見ていただいている方の中でも「テレワーク知ってるよ!」という方だけでなく、「今、テレワークしてます!」という方もいらっしゃると思います。
「テレワークという言葉は聞いたことがあるけど、意味までは知らないなぁ」という方のために、テレワークについて簡単にご説明します。

テレワーク(在宅勤務)とは、「ICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」を言います。

「tele=離れた場所で」「work=働く」という意味の造語であり、遠隔勤務と訳すことができます。また、テレワーク(在宅勤務)で働く人を「テレワーカー」と言います。決められた時間、決められた場所で働くという従来の働き方に対して、テレワーク(在宅勤務)では労働者の事情に応じて、働く場所と時間を柔軟に選ぶことができます。
引用:テレワークJAPAN

上記の説明では、「テレワーク=在宅勤務」とありますが、その他にもテレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つに分けられます。

自宅利用型テレワーク(在宅勤務)とは

自宅にいて、会社とはパソコンとインターネット・電話・FAXで連絡をとる働き方。

モバイルワークとは

営業職の方など主にオフィス以外の場所で仕事をする方で、顧客先や移動中にパソコンや携帯電話を使う働き方。

施設利用型テレワークとは

勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方。(サテライトオフィス、レンタルオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースなどの施設が利用され、都市企業は郊外にサテライトを、地方企業は都市部にサテライトを置く)

このテレワークという働き方は、以下のような方たちに適しています。

  • 営業やSE、サポートサービスなどの顧客対応業務の人
  • 企画・総務・人事・経理などの管理部門、研究・開発部門の人
  • 妊娠・育児・介護などの理由、身体障害、あるいはケガなどにより、恒常的または一時的に通勤が困難な人

特に、妊娠・育児・介護などにより通勤が困難になったとしても、働きたい方は自宅で仕事を継続することが可能になり、企業にとっても優秀な人材を確保できるメリットがあります。
また、障がいを持った方に就業機会を与えられることにも繋がります。

このテレワークという働き方は、政府が推し進める「1億総活躍社会」において、必要不可欠な働き方であることは間違いありません。

普及しないテレワーク

先ほどお話したとおり、メディアではテレワークの記事は増えていますが、それにも関わらずなかなか普及していないのが事実です。
総務省の調査によると、テレワークを導入しない企業の理由として、下記の回答がありました。

  • テレワークに適した仕事がないから(73.7)
  • 情報漏洩が心配だから(19.7)
  • 導入するメリットがよくわからないから(18.7)
  • 業務の進行が難しいから(16.2)
  • 社内のコミュニケーションに支障があるから(10.7)
  • 顧客等外部対応に支障があるから(8.6)
  • 周囲の社員にしわ寄せがあるから(2.5)

このようにテレワークを導入しない理由は多くありますが、導入するためにはこれらの課題を解決しなければなりません。

テレワークを導入するには

導入しない理由として一番多いのが、”テレワークに適した仕事がないから”です。
テレワークに適した仕事を創出することは、とても難しいことです。
そのため、”テレワークに適した仕事”ではなく、どのように業務方法をテレワークに合わせていくかという発想の転換が必要です。

また、テレワークを導入する上で、セキュリティポリシーの策定、最適なツールの選定ということも重要となりますが、その最適なツールの一つとして、電話代行サービスが挙げられます。
当社のお客様では、実際に電話代行サービスを利用して、テレワークを導入された企業様がいらっしゃいます。
その一例をご紹介します。

電話代行サービスを利用したテレワークの事例

東京に本社があるA社は、埼玉に小さな支社を構えていました。
その支社は、数人の営業マンと内勤の女性社員の1名で構成されていましたが、その女性社員がご両親の介護を理由に退職することになり、新たな人材を募集しなければなりませんでした。
しかし、その女性社員は、A社にとって重要なウェブ広告などを管理する立場であったため、簡単に新しい人材を見つけることは難しい状況でした。
また、女性社員もご両親の介護を行ないながら、少しずつでも仕事を続けていき、また復帰したいという気持ちがありました。
そういった状況の中で、A社の社長様から当社はご相談いただき、下記のようなご提案をさせていただきました。

  • 顧客等外部からの連絡(電話・FAXなど)を全てオフィスジャパンで受信し、その内容に合わせて各担当者に割り振るようにする。
  • ご両親の介護を行なう女性社員は、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)で都合の良い時間にウェブ広告などの業務を行なうようにする。
  • 外出の多い営業マンは、ノートパソコンやスマートフォンを利用し、外出先でも仕事ができるようにする。
  • 支社だけでなく、東京本社の顧客等外部からの連絡(電話・FAXなど)をオフィスジャパンで受信することで、本社内の業務負担を軽減する。

telework_sample

この方法により、今までテレワークの導入を考えていなかったA社においても、テレワーク制度を導入し、優秀な社員の維持、そして最適な業務の流れを構築することができました。

今後もさらに注目されるテレワーク。
私たちオフィスジャパンが提供する”電話代行サービス”や”コールセンターサービス”により、企業様のテレワーク制度導入をサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください!